写真特集:世界に挑む「ヒジャブ」のフィギュア選手

「自分を信じ、目標を達成するのに遅すぎることはありません」と話す

2017.12.01 Fri posted at 17:13 JST

 アラブ首長国連邦(UAE)の女子フィギュアスケーター、ザーラ・ラリさん(22)は、イスラム教徒の女性が髪を覆うスカーフ「ヒジャブ」を着けて国際大会に参加した初の選手だ。ラリさんは世界選手権出場を夢見て練習に励む

ラリさんは「ヒジャブ」を着けて国際大会に参加した初の選手
アブダビ出身のラリさんがスケートを始めたのは12歳の時
ぴったりとしたスケートの衣装を着て男性の前で演技を見せるのは、簡単なことではなかった
2012年にイタリアで開かれた国際大会に出場した際は、スカーフを着用したアラブ女性選手の前例はなく、衣装違反で減点された
「私の目標はUAE代表として冬季五輪に出る最初の選手になること。それだけでなく、四大陸選手権と世界選手権にも出場すること」と話す
現在はアブダビ大学で環境安全衛生を学んでいるが、卒業後はフィギュアスケートの指導者になるのが夢だという
「自分を信じ、目標を達成するのに遅すぎることはありません」と話す

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