写真特集：「世界最高」の教師たち

英国の非営利教育団体、バーキー財団は２０１３年、教師の地位向上のため「グローバル・ティーチャー賞」を創設した。これまでの受賞者や最終候補に残った教師たちを写真で見る

２０１７年のグローバル・ティーチャー賞のトロフィーを受け取るカナダ人教師、マギー・マクドネルさん。航空機でしかたどり着けない北極圏の村で勤務している

２０１６年のグローバル・ティーチャー賞の賞金１００万ドル（約１億１０００万円）を受け取るパレスチナの教師、ハナン・フルーブさん。遊びを活用して暴力的な行動に対処する革新的な手法が評価された

２０１７年の最終候補に残った元プロダンサー、マイク・ワマヤさん。現在はケニア首都ナイロビのスラムで芸術教育に当たっている

最終候補に残った英国の教師、レイモンド・チェンバーズさん。米マイクロソフトの端末「キネクト」を使い、新しい学習用ソフトウエアを開発した

最終候補に残った心理学者で教師の中国人、楊博雅さん。親や少年少女に心理学の面から情報と助言を提供することにより、傷つきやすい生徒を支援している

最終候補に残ったダシルバ・ノゲイラさん。ブラジルの犯罪多発地域で教師を務める。理系の授業用にダイナミックなカリキュラムを作り、受け持つ生徒の９０％を薬物や犯罪の世界から救ったとされている

最終候補に残ったパキスタンのサリマ・ビーガムさん。少女教育やその利点に関する親の意識啓発に貢献した

最終候補に残ったドイツのマリー・クリスティーヌ・ガンバリ・ヤロミさん。スポーツを取り入れた手法などを使い、受け持つ生徒の自尊心や共感能力を引き上げることを目指している

最終候補に残ったケン・シルバーンさん。若い頃に教えを受けた優秀な教師たちの例に触発され、科学教師になった

最終候補に残ったジャマイカ人のトレイシー・アン・ホールさん。彼女自身、当時未診断だった失読症のため学校生活に困難を感じていた

最終候補に残ったスペイン人のデイビッド・カイエさん。教室外の生徒への支援が欠如している状況を懸念し、１０年前にユーチューブに数学の動画を投稿した。人気が出てからは物理や化学の動画も投稿し始め、３０００万人以上の生徒に視聴されている