（ＣＮＮ） ドイツの冬の時期に行われるイベント「クリスマスマーケット」を標的とした可能性のあるテロ計画をめぐり、シリア国籍の男６人が拘束されたことが２２日までに分かった。ドイツの情報当局が明らかにした。
ヘッセン州当局などが主導し、当局者約５００人が参加した大規模な強制捜査が２１日午前、４都市で実施され、６人が拘束された。男たちは、テロ攻撃の準備などの容疑で捜査対象となっていたという。
警察によれば、６人は難民申請を行っていたが、過激派「イラク・シリア・イスラム国（ＩＳＩＳ）」のメンバーではないかとの容疑がかけられていた。
攻撃については、まだ完全には計画されていなかったという。しかし、容疑者は武器や爆弾を使ってドイツで市民を狙った攻撃を実行することを計画していたとみられる。
情報筋によれば、容疑者はすでに標的となる場所の偵察を実行していたという。