ワシントン(CNN) 米海軍航空隊の要員がEA18電子攻撃機を使い、米ワシントン州の空に男性器のように見える航跡を描いていたことが18日までに分かった。海軍はこの事実を認め、空に男性器を描くことには訓練の上で何の価値もないと述べた。
ワシントン州オカノガン郡の住民は16日、男性器のように見えるとの声が多く上がった「絵」が空に描かれているのに気付いた。
報道官によれば、海軍航空隊の要員が同州ホイッドビー島にある基地に配備された電子攻撃機EA18「グラウラー」で飛行した際、オカノガン郡上空で「ひわいなイメージ」に似た航跡を地上の観察者に残す飛行パターンを取ったという。
海軍航空隊の幹部はこうした行為に対する厳しい警告を発し、「威厳と尊重のある環境を醸成する」海軍の決意を強調。「性的な性質を帯びた未熟で幼稚なおふざけは、今日の海軍航空隊では一切容認の余地がない」などと述べた。
ソーシャルメディアでは、問題の男性器の航跡をとらえた写真を投稿した人もいた。
母親の1人は地元メディアの取材に、こうしたイメージが何のものなのか幼い子どもたちに説明しなければならないかもしれないと思い、動揺したと語っている。