写真特集:モスクワでレーニンの遺体を見る

モスクワの「赤の広場」は同市有数の観光スポットで、レーニン廟 (写真右)の中の保存遺体も見どころの一つだ

2017.11.18 Sat posted at 09:06 JST

 世界を変えた革命をレーニンが主導してから100年。ロシア首都モスクワの「赤の広場」にあるレーニン廟(びょう)を写真で見る

モスクワの「赤の広場」は同市有数の観光スポットで、レーニン廟 (写真右)の中の保存遺体も見どころの一つだ
レーニンが眠る場所と周辺一帯は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている
レーニン廟の中では携帯電話や写真撮影を禁止する規則がある
墓の中に保存されている防腐処理を施されたレーニンの遺体。1924年の死亡時から変わっていないように見える
レーニン廟は依然として多くの人が訪れる場所となっているが、2017年3月に行われた世論調査では、ロシア人の少なくとも58%が遺体の展示撤去に賛成していることが判明した
旧ソ連時代にはレーニンの墓の外に長い列ができていた
レーニンの遺体が一般展示から撤去された場合に遺体をどうするのかについては世論が割れている
防腐処理を施された遺体を訪れたくない場合でも、赤の広場やその周辺には他の見どころがある
プーチン大統領に関する著書がある専門家は、ソ連崩壊後もレーニンの遺体が存在感を保っている理由について、人々の価値観が一変した時代にあってレーニンが継続感をもたらしてくれるためだと指摘する
最近はレーニン廟をめぐる畏敬の念も薄れているが、旧ソ連文化とロシア史を垣間見させてくれる経験であることに変わりはない

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