オバマ前大統領、陪審員候補として出頭も選ばれず

オバマ前大統領は陪審員には選ばれなかった

2017.11.09 Thu posted at 10:12 JST

ワシントン(CNN) 米国のオバマ前大統領がイリノイ州シカゴで陪審員候補に選ばれ、8日に出頭した。しかし最終的に、陪審員には選任されなかった。

同州クック郡のティム・エバンズ裁判長は、オバマ氏が退出した後の記者会見で、同氏が配属された陪審団は招集されなかったと説明した。オバマ氏は、ほかの陪審員に対しても礼儀正しく振る舞い、「入室すると、双方の陪審員に挨拶した。その場には約220人がいて、同氏は時間をかけて双方に挨拶していた」という。

その姿を見てオバマ氏に話しかけ、本にサインしてほしいと頼む人もいた。オバマ氏は少し間を置いた後、サインに応じていたという。

ただし一緒に自撮り写真を撮ってほしいという求めに対しては、「写真は取っても構わないけれど、自撮りはなし」と応じなかった。

エバンズ裁判長によると、オバマ氏はほかの陪審員と同じように、陪審員の責務について解説した20分のビデオを進んで見ていたという。

ツイッターには、シークレットサービスを伴って会場に到着したオバマ氏が、居合わせた人たちと握手を交わす姿を映したビデオが投稿されている。

オバマ氏はワシントン在住だが、自宅はシカゴにある。

オバマ氏、陪審員に選ばれず

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