写真特集:柔道の歩み、日本から世界へ

2017.10.06 Fri posted at 17:32 JST

 現役時代、日本代表選手として何度も世界の頂点に立ち、現在は男子の代表監督という指導者の道を歩む柔道家、井上康生さん(39)。以下の写真ではそのキャリアを振り返るとともに、CNNのカメラがとらえた日本と世界の柔道の移り変わりを概観する

金メダルを獲得した2000年のシドニー五輪で、日本選手団の旗手を務めた井上康生さん
金メダルの表彰台には、前年に亡くなった母の遺影を抱いて上がった
男子の代表監督として臨んだ2016年のリオ五輪。日本チームは金メダル3個を含む12個のメダルを獲得
国際大会での優勝を目指すスポーツである一方、柔道には試合の勝敗よりもはるかに大きな意義が存在すると井上さんは考える
03年に大阪で行われた世界選手権の決勝。フランスのジスラン・ルメール選手を投げ、金メダルに輝く
04年のアテネ五輪では、準々決勝でオランダのエルコ・ファンデルヘースト選手に敗れた
最初の柔道の道場は1882年(明治15年)、東京に開設された。その後は国内のみならず海外でも普及が進み、現在では世界で最も人気の高い格闘技の1つとなっている
柔道の特徴は、相手の力を利用して投げを打ったり地面に組み伏せたりする技術にある
柔道が五輪に登場するのは1964年の東京五輪から。92年のバルセロナ五輪では女子柔道が新たに加わった
世界選手権ですべての柔道家を上回る9個の金メダルを獲得しているフランスのテディ・リネール選手。五輪でもロンドン大会とリオ大会で2連覇を達成した
リネール選手はCNNのインタビューで柔道について「非の打ち所のない生き方、厳格さが要求されるスポーツ」だと語った
世界選手権を7度制するなど、女子選手として際立った成績を残した谷亮子さん
リオ五輪女子52キロ級で優勝したコソボのマイリンダ・ケルメンディ選手。同国で初の五輪金メダリストとなった
グアムのリカルド・ブラス・ジュニア選手(右)は、五輪出場選手中最も重い218キロの体重を誇る
柔道家の顔も持つロシアのプーチン大統領。黒帯を保持する実力者として知られる

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