写真特集:食べてはいけないアイスキャンディー

きれいな水源は非常に重要だからこのプロジェクトを思いついたとホン・イーチェンさんは語る

2017.08.02 Wed posted at 10:31 JST

 おいしそうに見えるけれど、食べられません――台湾の河川や港、水路から集めた汚染水でアイスキャンディーを作り、きれいな水の大切さを訴えた学生グループのプロジェクトが注目を集めている

おいしそうに見えても食べてはいけない
国立台湾芸術大学の学生、ホン・イーチェンさんら3人が卒業制作として取り組んだ
台湾各地の100カ所で汚染水を採取
産業用の着色剤で鮮やかに染まったキャンデーとともに、虫や泥、死んだ魚、たばこの吸い殻、油、プラスチックごみの混じったキャンデーが並ぶ
世界経済フォーラム(WEF)によると、毎年800万トンのプラスチックごみが海洋や水路に捨てられる
きれいな水源は非常に重要だからこのプロジェクトを思いついたとホン・イーチェンさんは語る
汚染水の採取場所や推定される成分を記載した包装もデザイン
オリジナルの氷のキャンディーは展示場で溶けてしまうため、樹脂でレプリカを作成
アイスキャンディーの「原料」となる水
新人クリエイターに贈られる今年のデザイン賞にもノミネートされている

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