警官が頭部を撃たれ死亡、逃亡した容疑者を射殺 米NY市

事件を受けて記者会見を行うNY市警

2017.07.06 Thu posted at 12:01 JST

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市の警察は6日までに、警察車両内にいた女性警官(48)が頭部を撃たれて死亡したと明らかにした。

事件が起きたのは5日午前0時過ぎ。警察車両内に同僚といた女性警官が頭部を撃たれた。病院に搬送されたが、病院で死亡した。

警察は現場から約1ブロック離れた場所で男の容疑者と対峙(たいじ)。容疑者は銃を抜いたが、警察に撃たれて死亡した。

現場からはリボルバーが回収された。ニューヨーク市警の情報筋によれば、この銃は、4年以上前にウェストバージニア州で盗まれたものだったという。

NY市警幹部は今回の事件について、警官に対するいわれのない襲撃だと述べた。

容疑者の男は2005年に強盗の容疑で逮捕されるなどの経歴があった。

死亡した女性警官には12歳の双子と20歳の3人の子どもがいるという。

ニューヨーク市のデブラシオ市長は女性警官や現場に派遣された警官らをたたえた。デブラシオ市長は記者団に対し、「彼女は勤務に就き、街を守り、人々を保護し、自身の信じることをして、愛する仕事をした。突然で衝撃的な襲撃後、同僚はすぐさま彼女の支援に駆け付けた」と述べた。

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