有権者の52%、トランプ氏よりメディアを信頼 米調査

トランプ大統領よりメディアを信頼するとした割合が52%となった

2017.02.26 Sun posted at 14:39 JST

ニューヨーク(CNNMoney)  トランプ米大統領よりメディアの方が信頼に値するとした米有権者の比率は52%で、逆の回答は37%だったことが最新世論調査で26日までにわかった。

党派別に見た場合、民主党支持者の86%がメディアをより信用すると応じていた。共和党の場合は同様の回答が13%で、トランプ氏としたのは78%だった。

米キニピアック大学が実施した今回の調査結果は、トランプ氏が過去2年以上にわたって積極的に行ってきたメディア攻撃の効果が支持基盤層だけではなく、広範な共和党支持者にも及んだことを示唆している。同氏は最近、メディアは米国民の敵とまで言い切っていた。

調査結果によると、大卒の白人層でメディアをより信頼しているとしたのは55%で、反対の見解が37%。大学教育を受けていない白人層ではトランプ氏をより信用しているが55%で逆の回答は37%だった。

白人の有権者を全体的に見た場合、メディアの方を信じるとしたのが46%で、トランプ氏としたのが45%だった。非白人層ではメディアを選んだのが68%で、逆は18%だった。

トランプ氏によるメディアへの対応の在り方でも党派別で賛否がはっきりと分かれ、米有権者の61%と民主党支持者の92%が支持しなかった。これに対し共和党支持者の73%が評価した。

また、メディアが公務の当事者に説明責任を問うのは非常に重要もしくは一応重要と判断した有権者は90%に達した。

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