写真特集:日本発、奇抜なウェアラブル端末の世界

犬の気分に応じてLEDライトの色が変化する「イヌパシー」

2016.12.28 Wed posted at 17:15 JST

 近年、米シリコンバレーに押され気味の日本のハイテク産業だが、ここへ来てウェアラブル端末の分野で巻き返しの機運が高まっている。牽引(けんいん)役を担うのは、スマートフォンやゲームではなく、ウェアラブルチェア、スマートメガネ、犬の気持ちを視認する装置など、一風変わった技術の数々だ

1.飼い主がペットの気持ちをより良く理解するために開発されたイヌパシー。犬の気分に応じてLEDライトの色が変化する
2.イヌパシーの山口譲二CEOは、自身が飼っているコーギー犬の「あかね」くんから開発のヒントを得た
3.ヤマハがピアノ奏者向けに開発したスマート手袋は、12個の運動センサーで奏者の手の動きを記録する
4.Anicallのスマート首輪は、運動、温度、空気圧センサーで、ペットの行動や健康・精神状態を追跡し、飼い主はそのデータをスマートフォンで確認できる
5.Birdを指に装着することにより、指のフリック操作で壁やテレビにスクリーンを映し出すことができる
6.BirdはノートPCや携帯電話だけでなく、コーヒーメーカーや照明、空調設備とも連携が可能
7.アルケリスは医療現場向けに開発されたウェアラブルチェアだが、一日中立ちっぱなしの人なら誰でも利用可能だ
8.アルケリスは柔軟性のあるカーボンシートでできており、体に巻かれたそれらのシートが体全体を支える
9.日産は最近、行列待ちの最中に立ち上がるのが億劫な人向けに自動運転で動く椅子「プロパイロットチェア」を発表した
10.ナビゲーション端末「テレパシー・ウォーカー」には、現実ゲーム、リアルタイム翻訳、画像共有、GPS、音声命令などの機能も組み込まれている
11.スマートフットウェア「Orphe」は、ソール部分に約100個のLEDとモーションセンサーを内蔵し、ダンサーや役者はこのシューズを履くことにより、足の動きでさまざまな光の模様を描くことができる
12.ユーザーはアプリを使ってLEDの色を変えたり、シューズの動きのデータや光の模様をオンラインで他のユーザーと共有できる
13.子ども向けに開発されたモフバンド(Moff Band)は、ジャイロスコープ、加速度センサー、Bluetoothを使って体の動きを認識する。子どもたちはこのモフバンドを腕に装着することにより、身体を動かしながらゲームをプレーできる
14.モフ専用アプリは消費カロリー、行動範囲、バランス、リズムなど、あらゆる種類のデータを追跡する
15.この「雰囲気メガネ」はスマートフォンと連動しており、ユーザーは内蔵型小型スピーカーの音とカスタマイズ可能なLEDライトの点滅で、メールやメッセージの受信、スケジュール、株価、天気などの情報を把握できる
16.雰囲気メガネは、6個のLEDライト、明るさを調節するアンビエントなライトセンサー、Bluetooth、さらに体の動きを測定する加速度計を搭載する

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