トランプ氏とプーチン大統領の接近、米物まねコントでネタに

トランプ氏とプーチン氏の接近が米コント番組のネタに

2016.12.19 Mon posted at 12:12 JST

(CNN) 米国のトランプ次期大統領とロシアのプーチン大統領の接近が指摘されるなか、米人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」のコント出演者が両氏の物まねを披露して笑いを誘った。

同番組で大統領選前からトランプ氏を演じているのは俳優のアレック・ボールドウィン氏。2週間前にもコントでトランプ氏を茶化し、怒った本人がツイッターで酷評する一幕があった。

17日放送の今回は俳優のベック・ベネット氏が上半身裸のプーチン氏に扮し、サンタクロースのように煙突からプレゼントの袋とともに登場。米中央情報局(CIA)が最近、「ロシアは米大統領選でトランプ氏を有利にするよう干渉した」と断定した問題を持ち出し、「おたくのCIAは、我々ロシア人があなたを勝たせようとしたと言っている。それを聞いてやって来た」と語り掛けた。

トランプ氏役は「そうなんだよ。全部負け惜しみの人たちがでっち上げたうそだ」と答え、プーチン氏役が「米国のCIAより私のほうを信じるということか」と尋ねると「分かっているのは私が勝ったということ、それだけだ!」と言い放った。

トランプ氏本人は物まねの出来をツイッターで酷評

コントの中でプーチン氏役はトランプ氏へのお世辞を繰り返し、プレゼントと称してインターネット接続用のルーターの横に監視装置を仕掛ける。

そこへ、次期米国務長官の石油大手エクソンモービルのティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)に扮したジョン・グッドマン氏が入ってきた。ティラーソン氏役はプーチン氏役と熱い握手を交わし、2人はビジネスの作戦を立て始める。

取り残された形のトランプ氏役は芸能誌とのあつれきを持ち出したり、ラップ歌手カニエ・ウェスト氏と親交があると自慢したりするという筋立てだった。

人気の物まねコントにプーチン氏登場

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