（ＣＮＮ） シリア内戦の激戦地、北部アレッポに住む７歳の少女、バナ・アラベドさんが６日、ツイートを再開した。バナさんのツイッター・アカウントは一時、削除されたと伝えられていた。
アラベトさんは新たな投稿で「こんにちは、お元気ですか。私は無事です。爆撃が激しすぎて薬はないけれど回復中です」と報告している。
バナさんの住むアレッポの東部では、シリア政府軍が反体制派からの奪還を目指し、激しい攻撃を続けている。ツイッター・アカウントは９月末、母のファテマさんが「世界の人々に現状を知ってもらおう」と開設。爆撃音の響く場面やバナさんがカメラに向かって助けを求める姿の動画が注目を集め、読者（フォロワー）数は２０万人を突破している。
ファテマさんが今月５日、「これから軍にとらえられる」と書き込んだのを最後にアカウントがいったん消えていた。その後ファテマさんから「攻撃を受けていて、どこにも行く場所がない。一瞬ごとに死を感じる。私たちのために祈ってください」と投稿があり、フォロワーから一家の身を案じる声が寄せられていた。
７歳少女が見つめるアレッポの現実