（ＣＮＮ） 米大統領選挙は８日に全米で投票が始まり、共和党のドナルド・トランプ候補も一家でニューヨークの投票所を訪れて投票を済ませた。
報道陣のカメラやマイクに囲まれて１票を投じたトランプ氏が、隣で投票するメラニアさんの方に顔を向けて手元に視線を走らせる場面も。妻が間違いなく自分に投票したかどうか、確認せずにはいられなかったらしい。
インターネットにこの写真が出回ると、ツイッターのユーザーがすかさず飛びつき、メラニアさんに吹き出しを付けて「夫がこっちを見てる。まったく！ ヒラリーに投票したいのに」と言わせるなど冗談の投稿が飛び交った。
メラニアさんが選挙運動中の演説でオバマ大統領の妻ミシェルさんの演説を盗用したとされる問題を引き合いに、「ドナルド・トランプがメラニアの投票用紙をコピーしようとしたら、メラニアはミシェル・オバマからコピーしていた」という冗談も。
トランプ氏の視線を学校でのカンニングになぞらえたり、メラニアさんが共和党と民主党以外の候補者に投票しているのではないかと勘繰ったりする投稿や、大統領選挙と同時に実施される上下両院選挙についてトランプ氏は何も知らなければ関心もなかったらしいと揶揄（やゆ）する投稿もあった。
別の角度から投票所の様子をとらえた写真には、トランプ氏の息子も父親の資質を受け継いで、隣をのぞき見する姿が写っていた。
夫人の投票をのぞき見？