中国・重慶の炭鉱でガス爆発 15人死亡、18人不明

炭鉱に入る救助隊

2016.11.01 Tue posted at 09:11 JST

(CNN) 中国南西部・重慶の炭鉱で31日にガス爆発があり、これまでに15人の死亡が確認された。国営新華社通信が伝えた。炭鉱内にはまだ18人が取り残されており、安否が確認できていないという。

爆発は現地時間の31日午前11時半ごろ、重慶市の永川区にある炭鉱で発生。重慶市の発表によると、当時坑内にいた作業員35人のうち2人は脱出した。

現場には消防や警察などの救急隊200人以上が出動して、安否が分からない作業員の捜索救助活動を続けている。

重慶市の炭鉱安全検査当局は、市内の全炭鉱に対し、安全点検が済むまで操業を停止するよう指示した。

市当局者によると、爆発の原因については現在調査中だという。

中国では鉱山の事故が相次いでおり、今年3月に吉林省の鉱山で起きたガス漏れでは12人が死亡。1月には鉱山内に閉じ込められていた作業員4人が36日ぶりに救出されていた。

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