米大統領選まで2週間、クリントン氏が5ポイント差でリード

最新の世論調査による支持率でクリントン氏(右)がトランプ氏を5ポイント上回った

2016.10.25 Tue posted at 11:55 JST

(CNN) 米大統領選挙が2週間後に迫るなか、CNNとORCの最新世論調査では、民主党のヒラリー・クリントン氏は共和党のドナルド・トランプ氏に対して支持率5ポイント差でリードしている。

投票を予定している有権者の支持率は、トップのクリントン氏が49%、トランプ氏は44%。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏は3%、緑の党のジル・ステイン氏は2%だった。

3回にわたった候補者討論会をすべて終え、両候補とも中心的な支持層の基盤を固めたようだ。クリントン氏は若者と非白人層の支持率が上昇、一方のトランプ氏は非大卒の白人層の支持率が高まった。

45歳未満の有権者のクリントン氏支持率は、前回調査の47%から今回調査では53%に上昇。クリントン氏の支持率は、50~64歳を除く全年齢層でトランプ氏を上回った。50~64歳の有権者のみ、トランプ氏の支持者が4ポイント差でクリントン氏を上回っている。

非白人層のクリントン氏支持率も72%となり、初回の討論会直後の69%から伸びている。

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一方、白人層ではトランプ氏の支持率が前回調査の49%から54%へと増えた。これは白人の非大卒者が62%対32%の差でトランプ氏を支持していることによる。これに対して白人の大卒者は11ポイント差でクリントン氏の支持者が多かった。

性別による支持率の差も依然として大きい。女性はクリントン氏支持が53%と、トランプ氏を12ポイント差でリード。一方、男性は48%がトランプ氏を支持し、クリントン氏の支持者は45%だった。

前回調査に比べると、ジョンソン氏の支持率は急減している。同氏とステイン氏の2候補を除外すると、支持率はクリントン氏が51%、トランプ氏が45%となる。

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