第1回テレビ討論会、62%が「クリントン氏の勝利」

6割が「クリントン氏の勝利」と回答した

2016.09.27 Tue posted at 16:36 JST

(CNN) 11月の米大統領選本選に向けて6週間あまりとなるなか、初めてのテレビ討論会が26日に開催された。CNNと世論調査機関ORCが討論会を視聴した有権者を調査したところ、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が勝利したとした有権者の割合は62%だった。共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利としたのは27%だった。

クリントン氏のほうがトランプ氏よりも自身の考えをはっきりと表明し、諸問題についてより理解できているとした有権者の割合は2対1以上。

クリントン氏のほうが大統領候補としての能力を懸念する有権者に対してよりうまく対応したと答えた人の割合は57%と、トランプ氏の同35%を上回った。

クリントン氏をより強い指導者とみた有権者の割合は56%。トランプ氏だと答えた割合は39%だった。

討論会が投票に影響しないとの回答も半数近くにのぼった

どちらがより誠実で信頼できるかとの質問では、差が縮まり、クリントン氏と答えた人の割合が53%に対し、トランプ氏と答えたのは40%だった。

今回の討論会が投票行動に影響しないと答えたのは47%だった。クリントン氏へ傾いたとした人の割合は34%。トランプ氏支持へ回る可能性が高いと答えたのは18%だった。

外交政策については、クリントン氏がよりうまく対処できると答えたのは62%で、トランプ氏は35%。テロへの対応についてもクリントン氏を選んだのは54%で、トランプ氏の43%を上回った。

経済に関しては、51%がクリントン氏支持、47%がトランプ氏支持だった。

2分で振り返る、第1回テレビ討論会

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