(CNN) 日本の格安航空ピーチ・アビエーションやトルコのペガサス航空の機内食は絶品だった――。世界の航空会社の機内食について論評ブログを執筆している男性が、そう太鼓判を押している。
ニック・ルーカスさんは2012年以来、世界を17周して44カ国を訪れ、42万8000マイル(約69万キロ)を旅してきた。搭乗した旅客機は65を超える航空会社の403便に上る。
オーストラリア出身でアイルランドの首都ダブリンに住むルーカスさんは、15年以上も航空旅行業界に携わり、機内食のケータリング事情にも詳しくなる中で、「機内食を乗客に届けるために航空会社がどれほど努力しているか、半分でも知ってほしい」との思いからブログを執筆するようになった。
ピーチとトルコのペガサス航空については、「両航空とも機内食のすしが素晴らしかった。ピーチの和牛サラダも素晴らしく、ペガサスのステーキは機内食の中では最高級だった」と評している。
トルコ航空も高く評価、「機内サービスは必ずしも当てになるとは限らないが、機内食は常においしく量も豊富で、飛行時間が短くても出てくる」と指摘する。ケータリング業者のDo&Coは、機内食の質の高さで世界的に定評があるという。
シンガポール航空のファーストクラス向け機内食については、「高度3万5000フィートのプライベートレストランで食事をしているよう」と形容した。
ルーカスさんのブログには、子ども向けや地域ごといったカテゴリーでそれぞれ最高ランクに選んだ機内食も掲載されている。