10代娘のセクシー自撮り、説教代わりに父がまねる 米

娘の自撮り写真のパロディー版を父親が投稿

2016.07.01 Fri posted at 17:31 JST

(CNN) 10代の娘がネットに投稿したセクシーな自撮り写真を見つけた父親が、娘のポーズや服装をまねした自分の写真を投稿して笑いを誘い、ユーモアたっぷりの父親ぶりが好感を呼んでいる。

米ワシントン州に住むコメディアンのクリス・マーティンさんは、娘のケイシーさん(19)が写真共有サイトのインスタグラムにセクシーな自撮り写真を何枚も投稿し、「ホットだね!」というコメントが付いているのを見て愕然(がくぜん)とした。

そこで投稿をやめるよう娘を説得したり、長々と説教したりする代わりに、自分も娘と同じような自撮り写真を撮る行動に出た。

「娘の投稿に対するコメント欄の男たちは度を超していた」「火消しのために、自分が同じようなのを投稿して『こんなのどう?』と言ってみた」とマーティンさん。

ケイシーさんの写真を再現した5枚は、「セルフィー・ダッド」として自身のアカウントに掲載。腹部を露出して小首をかしげ、アヒル口をしたポーズも再現して見せた。

これでマーティンさんのアカウントは1万6000人を超すフォロワーを獲得した。ケイシーさんも、「最初はあきれた様子だったけれど、友人たちが面白がる様子を見て、まあいいかと思ってくれた」という。

米国には父親業でユーモアを発揮する父親がたくさんいる。ユタ州のスコット・マッキントッシュさんは2013年、娘のマイリーさんに短すぎるショートパンツを履かせないための対策として、自分が超ショートのパンツを履いた写真をネットに掲載した。

ケイシーさんは、「子どもの人生の選択に対して意見する親は、時にはコメディを織り込むべきだと思う。ただしそうする前にまず、自分の子どもについて理解すること」とアドバイスしている。

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