アラスカの火山が噴火、空の便に一部影響

噴煙を巻き上げるパブロフ火山=Colt Snapp

2016.03.29 Tue posted at 09:58 JST

(CNN) アラスカ南西部のアリューシャン列島にあるパブロフ火山がこのほど噴火し、アラスカ火山観測所によると28日には噴煙が高度約1万1000メートル、約640キロ北東のアラスカ内陸部にまで到達した。一部の空の便に影響が出ている。

噴火は27日に発生。CNN系列局のKTVAによると、噴煙の影響で視界が悪化したため、ベーリングエアやペンエアは28日の一部の便が欠航となった。

米国立測候所は、火山の北部と東部のネルソンラグーンなどの各地に降灰注意報を出し、数ミリの灰が積もる可能性があると予想している。

パブロフ火山はアンカレジの約950キロ南西にある直径約11キロの活火山で、噴火は2014年以来。過去の噴火では噴煙が約1万5000メートルの高さに到達したこともあるという。

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