世界のサッカークラブ収入番付、レアルが11年連続の1位に

レアル・マドリードで中心選手として活躍するクリスティアーノ・ロナウド

2016.01.22 Fri posted at 16:43 JST

(CNN) コンサルティング企業デロイトは21日、2014〜15年シーズンの世界のサッカークラブの収入ランキングを発表した。それによるとスペイン1部リーグのレアル・マドリードが11年連続で首位に立った。

レアルの総収入は6億2830万ドル(約740億円)。同じスペイン1部のバルセロナはレアルをわずかに下回る6億1070万ドルで2位となった。

3位はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)で5億6570万ドルだった。

だが来季はレアルの連勝記録をマンUが破るのではとデロイトはみている。理由は年1億1700万ドルと伝えられるスポーツ用品大手アディダスとのスポンサー契約と、テレビの放映権料の高さにある。

4位はフランスの1部リーグを制したパリ・サンジェルマン(5億2380万ドル)。ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)の強豪で昨季の収入ランキング3位だったバイエルン・ミュンヘンは5億1630万ドルで5位となった。

「赤い悪魔」の異名をとるマンU。来季の収入ランキングでは1位になるとの予想も

イングランド・プレミアリーグの収益は全体としてみても順調で、トップ30位以内に17クラブが入る結果となった。つまりスウォンジー・シティーやクリスタルパレス、さらに2シーズン前に昇格したばかりのレスター・シティといったクラブも、30位のイタリアの名門ナポリ(1億3670万ドル)より多い収入を得たことになる。

一方、国際サッカー連盟(FIFA)の移籍マッチングシステム(TMS)によれば、15年の世界のプロサッカークラブが選手の移籍のために支出した総計は41億8000万ドルに上ったという。

これは前年比では2.6%増に過ぎないが、11年と比べると44.2%も増えている。今季の移籍選手数が1万3558人と過去最高だったことが背景にあるという。

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