スター・ウォーズ新作「フォースの覚醒」、北米の週末興収でも新記録 290億円

フォースの覚醒の週末の興行収入は2億3800万ドルに達した=ディズニー

2015.12.21 Mon posted at 10:39 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」の最新作「フォースの覚醒」は、公開後初の週末となった20日までの北米での興行収入が2億3800万ドル(約289億円)と、史上最高を記録したことが分かった。

これまでの最高記録は今年6月公開の「ジュラシック・ワールド」で、初週末の興行収入は2億880万ドルだった。

全世界での興行収入は5億1700万ドルと、ジュラシック・ワールドの5億2500万ドルに次ぐ歴代2位。ただこの数字には、北米に次ぐ世界第2位の映画市場、中国が含まれていない。中国での公開は1月9日に予定されている。

「フォースの覚醒」は17日に北米で公開され、すでに初日の興行収入や1日単位の興行収入で新記録を樹立していた。

先行上映会で取材に応じるJ・J・エイブラムス監督

同作品の影響で、この週末は全映画作品の興行収入の合計額も史上初めて3億ドルを突破した。

同作品を手掛けた米ウォルト・ディズニー・スタジオのデータによると、観客の性別は男性がやや多く58%。年齢別では25歳以上が63%を占めている。

観客動員数だけでなく、内容についても高い評価を得ている。公開初日の観客が格付けする「シネマスコア」ではA評価、映画評論サイト「ロッテン・トマト」でも満足度が95%に達した。

専門家によれば、高評価がさらに観客を呼び、熱心なファンは何度も劇場へ足を運ぶと予想されることから、来年にかけて全世界で長期的なヒットになるとの見方が強い。

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