米大統領選初戦のアイオワ州、別の調査でもクルーズ氏が首位

アイオワ州での支持率で共和党候補のトップに立ったテッド・クルーズ氏

2015.12.14 Mon posted at 11:31 JST

(CNN) 米大統領選候補者選びの幕開けの舞台となるアイオワ州で、共和党の候補指名を目指すテッド・クルーズ上院議員が支持率を伸ばしている。13日に発表された新たな世論調査でも、実業家ドナルド・トランプ氏を上回って首位を占めた。

アイオワ州では民主、共和両党の党員集会が来年2月に開かれる。フォックス・ニュースが発表した同州での調査結果によると、クルーズ氏の支持率は28%。2位のトランプ氏は26%だった。

トランプ氏は経済問題を扱う資質が最も高い候補と評価されたのに対し、クルーズ氏は安全保障分野における資質でトップに立った。

初戦のアイオワ州を勝ち抜くのはどの候補?

クルーズ氏は地元紙デモイン・レジスターとブルームバーグ・ポリティクスが実施した最新の調査でも、トランプ氏に10ポイントの差をつけて首位に立ったと報じられたばかり。

フォックス・ニュースの調査では、両氏から大きく引き離されて3位のマルコ・ルビオ上院議員(13%)、4位の元医師ベン・カーソン氏(10%)が後を追い、さらに大差を置いて5位にジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事とランド・ポール上院議員(ともに5%)が並んだ。

民主党の指名レースでは、ヒラリー・クリントン前国務長官が50%の支持率を確保。2位はバーニー・サンダース上院議員の36%だった。

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