16人起訴の1人はクルーズ客船で逮捕、FIFA汚職捜査

グアテマラのサッカー連盟の関係者が米国に停泊中のクルーズ船上で逮捕された

2015.12.05 Sat posted at 15:26 JST

(CNN) 米司法省が国際サッカー連盟(FIFA)を巡る汚職事件で収賄などの罪で新たに起訴したFIFA関係者ら16人のうちの1人が米フロリダ州ポートカナベラルに停泊するクルーズ客船で逮捕、連行されていたことが5日までにわかった。

この被告は中米グアテマラのサッカー連盟のエクトール・トルヒーヨ被告。同国の憲法裁判所の判事も務めている。

ポートカナベラルはカリブ海を巡航する客船の出発地として有名。同被告は米税関・国境警備局の取締官に逮捕された。

米連邦捜査局(FBI)の報道担当者によると、同被告はフロリダ州タンパの連邦地裁で手続きを行った後、ニューヨーク市ブルックリン地区に護送されて起訴事実の認否などの審理に臨む見通し。

今回新たに起訴された16人を含め、汚職疑惑に絡んで摘発されたFIFA関係者と取引先のマーケティング権販売の企業関係者の数は計41人となった。

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