(CNN) エイズ対策の慈善事業に寄付をして、米ラップ歌手のスヌープ・ドッグと一緒に大麻を吸おう――。12月1日の「世界エイズデー」に合わせて、エイズ撲滅を目指す慈善団体の「レッド」がそんなキャンペーンを開始した。
キャンペーンではスヌープ・ドッグのほか10人以上の有名人が各自のメニューを用意。レッドに10ドル以上寄付すると、抽選で有名人と一緒に過ごせるチャンスが獲得できる。
スヌープ・ドッグとの大麻吸引は、嗜好(しこう)用の大麻使用が認められているコロラド州で体験できる。
ほかには米俳優のジョージ・クルーニーに会って話す体験やアメリカンフットボールのスター選手トム・ブレイディとフットボール投げをする体験、女優メリル・ストリープと一緒にレッドカーペットを歩く体験、U2のボノと一緒にニューヨークのセントラルパークで自転車に乗る体験などに応募できる。
ボノは昨年、セントラルパークで自転車事故を起こして大けがをした経験の持ち主。キャンペーンビデオの中で、「一緒に自転車に乗って笑ったり、自撮り写真を撮ったりしよう。顔面を骨折してひじをチタンで治した話も聞かせてあげる」とコメントしている。
応募は1月21日まで。寄せられた募金はエイズと闘うためのグローバル基金に寄付される。
寄付金は1ドルにつき10回の応募に相当する。例えば100ドル寄付すれば、1000回応募したことになる。