写真と言葉で切り取る 体操選手、内村航平

ただ技術を披露するのではなく、自分の動きが他の選手よりも美しく、芸術的で、高度だということも表現する

2015.10.23 Fri posted at 18:00 JST

 

自分にとって、機械的な動きというか演技が自分の中では完璧な演技。ロボットは毎回、人間よりも正確な動きができる
両親がもともと体操選手だった。3歳のときに両親が体操クラブを始めた。自宅がジムだった
体操選手としてではなく、個人として記憶されたい。人々には、足がしっかりと地に着いた人間だったと思われたい
ただ技術を披露するのではなく、自分の動きが他の選手よりも美しく、芸術的で、高度だということも表現する
演技は自分の肉体で行う。しかし、体操選手としての演技を行うのは脳だと思う
男子の種目は、床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種類
練習なしでは生きていけない。いつも、わくわくしながら練習している。練習しないと落ち着かない
体操を2020年まで続けたいとは考えていなかった。しかし、東京が五輪の開催地に選ばれたとき、やらなければならないと思った。これは運命だと思う
(2011年の東日本大震災について)日本の人たちは忘れない出来事だし、東北の人たちに向けて何かをしていかなければならないのかなと思った
多くの外国の選手には、「あいつはマシンだ。機械的な演技をする」と言われるが、褒め言葉として受け取っている
(陸上の)ウサイン・ボルト選手は本当にすごい。コンディションが良くないように見える年でも、良い結果を達成する。ボルト選手は適切なときに力を発揮するのがうまい
最高の状態で演技するために練習している。練習でやったとおりに演技する――演技の間はそれだけを考えている
(名前は)太平洋を渡っていけるような大きい男になってほしいという意味なんだと教わった
父親になり、子どもを育てることがどんなに難しいか分かった。だから、両親への感謝の言葉も自然に出てくる

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