故Ｒ・ウィリアムズさんの娘、うつに苦しむ人へメッセージ

（ＣＮＮ） 昨年８月に自らの命を絶った米俳優ロビン・ウィリアムズさんの娘のゼルダ・ウィリアムズさん（２６）が、父への追悼を込めて、うつに苦しむ人たちへのメッセージを写真共有サービスのインスタグラムに投稿した。

ゼルダさんはこの１年、折りに触れてインスタグラムに追悼メッセージや写真を投稿し、自身の思いをつづっていた。

５日には夜の湖に月の明かりが射す写真を投稿し、「今晩は星でいっぱいの晴れた冷たい空の下、ただ美しいものを見るためだけに、愛する人たちと震えたり笑ったりしています」と報告した。

「恐怖や悲しみや怒りを避けることは、幸福であることと同じではありません。私は毎日悲しみの中に生きています。でももうそのことを不快には思いません」。ゼルダさんはそう打ち明け、次のように続けている。

「うつに苦しむ人たちにとって、そのトンネルがどれほど暗く、出口のないものに思えるか、私は知っています。でも幸せを見つけることが不可能に思えたとしても、どうか希望の可能性を手放さないで下さい。それがどれほどかすかなものだったとしても。誓って言います。同じ黄色い月に照らされた夜は、私たちみんなが共有できるものなのです。そこへたどりつく道をあなたがいつ、どうやって見つけようとも」

長年うつに苦しんでいた父のウィリアムズさんは昨年８月１１日、自殺した。妻のスーザン・ウィリアムズさんは、夫が初期のパーキンソン病と診断されていたことも明らかにした。