(CNNMoney) 住宅の警備をはじめ、移動時のプライベートジェットの利用やボディーガードなど、大企業の多くが企業幹部の安全確保に大金をかけているが、米アップルがティム・クック最高経営責任者(CEO)の警備関連費用として、69万9133ドル(約8700万円)を支出したことが11日までに分かった。アップルが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類から明らかになった。
ただ、年間の利益が530億ドルに達すると見られているアップルにとって、大きな支出ではないようだ。
このほか、フェイスブックやスターバックス、アマゾンなども高額の警備関連費用を計上している。
アマゾンは、ジェフ・ベゾスCEOの警備関連費用として、過去3年間に160万ドルを計上しているが、これにはビジネスに関連した施設や旅行のための費用も含まれている。
スターバックスは、ハワード・シュルツCEOの自宅の警備費用として20万ドルを支出。
フェイスブックは61万454ドルを計上。これには、マーク・ザッカーバーグCEOに対する警備費用のほか、同氏がチャーターした飛行機の費用なども含まれている。