東京(CNN) 日本への旅行者にとって、慣習に従ってミスを避けるように行動することは難しい。
米俳優アーノルド・シュワルツェネッガーさんの息子のパトリック・シュワルツェネッガーさんは、京都を旅行中に撮影したいたずらビデオの投稿を巡ってネット上でひんしゅくを買った。その後、パトリックさんは知人にいたずらをしたもので問題はなかったことを明らかにした。
モデル兼飲食店経営者のパトリックさんは、キャロライン・ケネディ米大使の遠縁にも当たる。日本観光を楽しみながら明治神宮を訪れたり寿司を食べたりする動画を投稿していたが、京都で高齢女性の首筋を後ろから小枝でつつく悪ふざけビデオでは不評を買った。
パトリックさんは批判に対して短文投稿サイト「ツイッター」上で、女性は知人であり、その後2人で笑ったと述べ、問題はなかったことを明らかにした。
日本を訪れる外国人観光客は今年4月、前年同月より43%増加。円安の影響や2020年のオリンピックを控えてさらに増加が見込まれる。日本のマナーに違反しないために、CNN取材班がまとめた注意事項は次の通り。
・道路の横断は横断歩道で
・東京や大阪など多くの都市は路上禁煙。違反すれば最大5万円の罰金も
・路上にゴミを捨てない
・ゴミは分別して専用のゴミ箱に
・人を指ささない
・行列への割り込みはダメ
・列車内で騒がない。携帯電話での通話も禁止
・部屋に上がる時は玄関で靴を脱ぐ
・飲食店やタクシーのチップは不要
・温泉で水着を着てはいけない
日本への旅行で避けたい10のトラブル