(CNN) 日本の北部に位置する北海道は、雪、温泉、シーフード、ビールが好きな人にとって「冬の楽園」と呼べる場所だ。
北海道に行ったら是非訪れたいおすすめスポットをいくつかご紹介する。
モエレ沼公園
モエレ沼公園は、ごみ処理場の跡地に作られた彫刻公園で、20世紀の最も著名な彫刻家の一人である日系アメリカ人のイサム・ノグチ氏が設計を担当した。
この公園は、ノグチ氏が手掛けた最後のプロジェクトだ。同氏は82歳の時、公園の完成を待たずに死去した。完成までに17年の歳月を要し、2005年に全面的に開園した。
園内には詳細に設計された幾何学的形態の施設が多数配置されている。また、冬にはスキーやスノートレッキングも楽しめる。
ニセコ昆布温泉(ホテル甘露の森)
1日たっぷりスキーを楽しんだ後は、天然温泉で筋肉痛を癒すのが一番だ。
「ホテル甘露の森」の温泉からは、ニセコの森の見事な景色が見渡せる。
BEER INN 麦酒停
オーナーのフレッド・カフマンさんは、30年以上前から日本に住み、地元札幌では「ビールサンタ」の愛称で知られる。
カフマンさんのバー「BEER INN 麦酒停」では、300種類以上のビールに加え、カフマンさん曰く「日本一おいしい」ハンバーガーが味わえる。
五坪
五坪は、クローゼットほどの広さの小さなレストランだが、行く価値は十分だ。
北海道では新鮮な魚介類が味わえるが、この店ではおいしいカキが激安価格(1ドル以下)で食べられる。
運が良ければ席に座れるが、立ったまま食べるのも悪くはない。
ニセコ・アドベンチャー・センター(NAC)
NACは、雪を堪能できるさまざまなプログラムを提供しているが、中でもおすすめはキャットスキーだ。
雪上車に乗って放置された古いスキーリゾートの頂上まで登り、そこから極上のパウダースノーの上を滑走できる。
よりゆったりと美しい冬景色を堪能したいなら、スノーシューを履いて森を散策するのもいい。