悪い子にはお仕置きの「大人」カット? ネットで話題 米

2015.02.06 Fri posted at 13:12 JST

アトランタ(CNN) 言うことを聞かない子どもの素行を正すため、頭頂部がはげ上がったように見えるカットのお仕置きを米ジョージア州の理髪店が提案し、賛否両論を巻き起こしている。

発案者は同州アトランタ近郊で理髪店を営むラッセル・フレドリックさん。悪いことをした子どもに少しだけ恥ずかしい思いをさせて行動を改めさせようという狙いで「ベンジャミン・バトン・スペシャル」の無料サービスを打ち出し、フェイスブックで「大人として振る舞いたければ、外見も大人風に」と宣伝した。

発案者は同州アトランタ近郊で理髪店を営むラッセル・フレドリックさん。悪いことをした子どもに少しだけ恥ずかしい思いをさせて行動を改めさせようという狙いで「ベンジャミン・バトン・スペシャル」の無料サービスを打ち出し、フェイスブックで「大人として振る舞いたければ、外見も大人風に」と宣伝した。

ベンジャミン・バトンは老人として生まれ、年を取るほど若返っていく男性を描いた映画の主人公。

10歳の子どもをもつ母親がフレドリックさんの提案に乗り、頭頂部がはげ上がったようにヘアカットされた息子の写真を同店のフェイスブックで公開した。

この投稿を巡ってネットでは、「成績が悪くなったうちの息子にもやろうかな」「子どもが他人に公の場で恥をかかせられるより、私的な出来事として自宅で罰する方がいい」など賛否両論のコメントが相次いでいる。

これに対してフレドリックさんは「子どものしつけに困っている人はたくさんいる。昔みたいな体罰はもうできないから」と話し、このカットについて「これは効くよ」と念押しした。

カットは自身の経験から思いついたという。12歳の息子の学校での素行に手を焼いていたフレドリックさんは、息子の頭を丸刈りにして、ベンジャミン・バトンのような老人の写真を見せ、「お前がこのままだったら次はこうするぞ」と言い渡した。「息子はそうなりたくなかったので、素行を正した」とフレドリックさんは話している。

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