ハッカー集団、イスラム過激派サイトを攻撃 仏紙テロに報復

ハッカー集団「アノニマス」のシンボルとなっている面

2015.01.12 Mon posted at 10:36 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 「アノニマス」を名乗るハッカー集団が、フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」に対するテロへの報復として、イスラム過激派のウェブサイトをハッキングしたと公言した。

問題のフランス語のイスラム過激派サイト「ansar-alhaqq.net」は現在、アクセスしようとすると別の検索サイトにつながる状態になっている。これに関連して同ハッカー集団は、短文投稿サイトのツイッターに開設した報復作戦アカウント「OpCharlieHebdo」に犯行声明を掲載した。

アノニマスはさらに、イスラム過激派が使っているとされるツイッターのアカウント数十件の名称をインターネット上で名指しした。

アノニマスは9日、イスラム過激派に対する「宣戦布告」としてOpCharlieHebdoのアカウント開設を発表。ユーチューブに投稿したビデオで、アルカイダやイラク・シリア・イスラム国(ISIS)などのテロ組織が関与するウェブサイトやソーシャルメディアネットワークをダウンさせると宣言していた。

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