アルツハイマーとの関連が指摘される要因

穀物や砂糖などのとり過ぎも体内に炎症を起こす可能性があるので注意

2014.12.09 Tue posted at 14:31 JST

 アルツハイマー型認知症の症状を持つ患者に食生活の改善や計画的な運動などを組み合わせた療法を行った結果、10人のうち9人の症状が改善したという研究結果を米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のデール・ブレデセン氏が専門誌に発表した。

今回の調査はごく少数を対象に行われたもので、この結果を単純に一般に当てはめることはできないものの、有効な治療法が存在しない中かすかな希望をもたらす可能性がある。ブレデセン氏はアルツハイマーに関わっているとする36の要因のうち、その一部や同氏が有効とみる対処法をスライドで見る

胃腸の健康など数多くの要因が脳に影響を与えるとブレデセン氏は指摘
夕食から就寝までは3時間あけて、夕食と朝食の間は12時間絶食の時間があった方がいいとブレデセン氏は語る
DHAなどのサプリメントは脳の細胞同士のつながりを強化するという
食品中に含まれる重金属の摂取過多にも注意。認知症との関連も指摘されているという
穀物や砂糖などのとり過ぎも体内に炎症を起こす可能性があるので注意
1日7~8時間の睡眠が体に理想的とされる
ストレスを受けたときに分泌されるホルモン「コルチゾール」は脳の記憶領域にダメージを与える。ホルモンのバランスも重要だとブレデセン氏は強調する

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