(CNN) 男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルは13日、ロンドンでシングルスの1次リーグB組最終戦2試合が行われ、世界ランキング2位のロジャー・フェデラー(スイス)と同5位の錦織圭(日本)が準決勝進出を決めた。
錦織はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する予定だったが、ラオニッチは太もものけがで棄権。補欠で出場した世界ランキング10位のダビド・フェレール(スペイン)を4―6、6―4、6―1で破った。
錦織によれば、ラオニッチの棄権を知ったのは試合が始まる1時間前。フェレールとの対戦に気持ちを切り替えるのは大変だったと錦織は語った。
気持ちを落ち着かすのに時間がかかったのか、錦織は第1セットを落とす。だがその後は調子を取り戻して通算成績を2勝1敗とした。
一方、フェデラーは世界ランキング6位のアンディ・マリー(英)と対戦。6-0、6-1と圧倒して3勝目を上げた。
「いい試合ができてとてもうれしい」と語るフェデラーに対し、マレーは「自分のレベルにがっかりしていると言ってもいいが、私がいいプレーをしたとしてもフェデラーは勝っていただろう。すばらしいプレーだった」と相手を称えた。
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