写真特集:シュルンプ・コレクション 最高級の自動車博物館

シュルンプ兄弟の車に対する情熱がビジネスの失敗につながってしまった

2015.01.02 Fri posted at 17:08 JST

 フリッツ・シュルンプとハンス・シュルンプの兄弟は20世紀の中ごろに繊維事業で富を成し、その財産の大半をブガッティのスポーツカーに投じた。1957年から76年にかけて、122台のブガッティをはじめ数々の高級車を購入、ひそかに自社の紡績工場内にコレクションを蓄積していった。

兄弟の秘密のコレクションはやがて明るみに出ることになり、現在、フランスのミュールーズ近郊で、自動車博物館として公開されている。

これがフランス国立自動車博物館、別名「車の街」だ。世界最大級のブガッティ・コレクションと言っても過言ではないだろう。

フランス国立自動車博物館には、この1939年製の57Cをはじめとして100種類以上の自動車が集まっている
博物館には400台を超える自動車が展示されている。こちらはブガッティ・タイプ251
1936年製のブガッティ57S
フェラーリ250LM(左)とフェラーリ512TR
1955年製のメルセデス・ベンツ300SL
博物館にはフェラーリやメルセデス・ベンツなどの名車が並ぶ
アルミとアクリル樹脂で出来た自動車「ジ・エッグ」
1936年製のアルファロメオ8C2900
1894年製のフェートン・トノーといった超クラシックな自動車も
残念ながら本物ではないが、このブガッティ・ロワイヤル・エスデールは1990年にオリジナルから再現されたもの
この1929年製ロワイヤル・クーペ・ナポレオンは6台しか作られなかったうちの1台
シュルンプ兄弟の車に対する情熱がビジネスの失敗につながってしまった

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