映画「イージー・ライダー」のバイク、約1億5千万円で落札

「イージー・ライダー」のバイクが約1億5千万円で落札された

2014.10.26 Sun posted at 17:04 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 米ロサンゼルスの競売会社は26日までに、1969年公開の米人気映画「イージー・ライダー」で俳優ピーター・フォンダさんが乗ったとする特注のオートバイが135万ドルで落札されたと発表した。

26日時点での為替相場で換算すると約1億4580万円相当。100万~120万ドルの予想価格を上回る水準となった。落札者の身元は明かされていない。競売でのオートバイの落札額としては過去最高額ともみられる。

オートバイ製造の米企業「ハーレーダビッドソン」が手掛けたこのバイクは、高いハンドル位置と前輪が前に長く突き出た独特のスタイルで知られ、「キャプテン・アメリカ」役を演じたフォンダさんの愛車となっていた。

映画ではベトナム戦争の厭戦(えんせん)気分が高まる米国社会を背景にフォンダさんと故デニス・ホッパーさんの主役2人がバイクに乗り、米大陸を横断旅行して自由の意味などを模索する姿が描かれた。作品はヒットして米国の反体制派映画の代表作品とも位置付けられ、星条旗をあしらったガソリンタンクなどのバイクのデザインも世界的な話題を呼んだ。

競売会社「プロファイルズ・イン・ヒストリー」は、バイクの競売への出品に当たり映画に登場した本物であることを証明する文書も準備。フォンダさん、その友人で映画にも「ヒッピー」役で出た俳優やオートバイ博物館の書簡などを用意した。

「イージー・ライダー」のバイクが約1億5千万円で落札された

友人の俳優が米アイオワ州アナモサにあるオートバイ博物館と協力してこのバイクを修理などした。バイクは同博物館で12年間展示されていたという。

ただ、ホッパーさんの友人だった俳優マイケル・マドセンさんは米紙ロサンゼルス・タイムズの取材に応じ、競売に付されたバイクは映画で使われたものではないと指摘。本物のバイクは盗まれ、部品に解体されて売られたとも主張した。「墓場にいるデニス・ホッパーはマイケル・マドセンを通じ、そのバイクはキャプテン・アメリカのバイクではないと告げている」との思いも語っていた。

プロファイルズ・イン・ヒストリー社はマドセンさんの主張へのコメントは避けているが、報道機関向け声明で「イージー・ライダー」製作ではキャプテン・アメリカ用にバイク2台が使われたと説明。

うち1台はマドセンさんの指摘通り、映画の公開前に盗難などの被害にあったと述べた。このバイクが現在ある場所は不明としている。

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