世界の空港ランキング、ワースト1はイスラマバード

世界の空港ランキングは

2014.10.21 Tue posted at 19:24 JST

(CNN) 世界の空港の快適さや便利さを比べた毎年恒例のランキングで、3年連続のワースト1だったフィリピン・マニラの国際空港に代わり、パキスタンのイスラマバードにあるベナジル・ブット国際空港が最悪の評価を受けた。

ランキングは「空港で寝るためのガイド」と題した旅行情報ウェブサイトが18年前から発表してきた。仮眠の環境だけでなく、空港全体の快適さ、便利さ、清潔さ、顧客サービスという4項目を総合的に評価したユーザー投票の結果に基づいている。

ベナジル・ブット空港に対してはタクシー運転手らのしつこい勧誘を指摘し、「刑務所のよう」などと批判する声があった。

マニラのニノイ・アキノ国際空港は今年、最下位からワースト4位まで上昇した。最近第3ターミナルが新設され、「わずかながら改善した」との意見が寄せられた。

ワースト・ランキングの2位にはサウジアラビアのジッダ、3位にはネパール・カトマンズの国際空港がぞれぞれ挙がった。

欧州では格安航空会社の発着が多い空港の評判が悪く、仏パリのボーベ・チル空港と独フランクフルト郊外のフランクフルト・ハーン空港が同率でワースト6位。イタリア・ミラノ近郊のベルガモ・オリオ・アル・セリオ空港が同8位だった。

米国からはニューヨークのラガーディア国際空港がワースト10位に入った。

一方で、ベストのランキングの上位をみると、トップには18年連続でシンガポール・チャンギ国際空港が君臨している。スパやプール、スポーツジム、4階の高さから出発する巨大滑り台、映画館などを完備した施設の人気が高い。

2位は同様の施設を誇る韓国・ソウルの仁川国際空港。昨年3、4位だったアムステルダムのスキポール空港と香港国際空港はそれぞれ9位と7位に転落し、フィンランドのヘルシンキ、独ミュンヘン、カナダ・バンクーバーの各国際空港が3~5位を獲得した。日本の羽田空港が8位に入っている。

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