写真特集:8本の手足を持って生まれた男児の手術成功

ポール・ムキサちゃんは5月27日、ウガンダ東部の小さな村で生まれた

2014.09.10 Wed posted at 11:24 JST

 アフリカ東部ウガンダの村で4本の腕と4本の脚を持った男児が生まれ、首都カンパラの病院で手術を受けた。術後の経過は良好で、医師団は「元気に育つだろう」と話している

ポール・ムキサちゃんは5月27日、ウガンダ東部の小さな村で生まれた
ポールちゃんは「寄生性双生児」と診断された。双子のうち一方の胎児の発達が止まり、もう一方の胎児と結合するという非常にまれなケースだ
ポールちゃんの場合、双子の一方は腕と脚だけが発達し、頭部や心臓はなかった。さらに詳しく検査した結果、双子が骨盤を共有していることや、心臓が左でなく右、肝臓が右でなく左にあることも明らかになった
医師団はポールちゃんをいったん退院させて成長を待った。そして外科医3人と麻酔専門医3人、看護日2人のチームが3時間の手術で、腕2本と脚2本を切り離すことに成功した

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