イスラエルがガザ空爆、母子など16人死亡

停戦期限後にイスラエル軍による空爆が再開されたガザ

2014.08.25 Mon posted at 10:47 JST

(CNN) パレスチナ自治区ガザで24日、イスラエルの空爆により少なくとも16人が死亡した。イスラエルではイスラム組織ハマスのロケット弾で市民4人が負傷した。

ガザの保健省報道官によると、死亡したパレスチナ人16人の中には、自宅にいた母親と3人の子どもも含まれる。

ガザでは停戦が破られて以来の5日間で92人が死亡し、今回の衝突による死者は2100人を超えているという。

一方、イスラエル軍はハマスの金融取引を統括していた人物を標的にしたと述べ、「命中を確認した」としている。

イスラエル軍によれば、ハマスのロケット弾や迫撃弾はエレツの町に近い境界の検問所に撃ち込まれ、人道支援のために来ていた市民4人が負傷した。

今回の衝突によるガザの死者は2100人を超えたという

ハマスは同地に迫撃弾23発を撃ち込んだと発表。これに対してイスラエル軍は、24日だけで少なくともロケット弾117発がイスラエルに対して発射されたと述べた。

イスラエルのネタニヤフ首相は閣議を前に、今後も武装集団を狙った空爆を続けると強調した。

イスラエル軍はまた、ゴラン高原に24日、シリアからのロケット弾が着弾したことを明らかにした。その数時間前にはレバノンからイスラエル北部の空き地にロケット弾1発が撃ち込まれた。いずれも現時点で負傷者は確認されていない。

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