写真特集:ピンク色の湖「ラック・ローズ」

レトバ湖の塩分濃度は死海のそれに匹敵する。水がイチゴのようなピンク色をしているのは、日光とドナリエラ・サリナと呼ばれる緑藻の影響だ

2014.08.02 Sat posted at 09:00 JST

 レトバ湖は、セネガルのヴェルデ岬のふちにある湖で、湖水がサンゴのようなピンク色をしていることから地元ではラック・ローズ(バラ色の湖)と呼ばれている。白砂の砂丘と大西洋の間に位置し、3平方キロの面積を誇るこの湖は、かつてオフロードレース「パリ・ダカールラリー」のゴール地点だった。2005年からユネスコ世界遺産候補にも挙げられ、セネガルで最も人気の観光スポットの1つになりつつある

レトバ湖の塩分濃度は死海のそれに匹敵する。水がイチゴのようなピンク色をしているのは、日光とドナリエラ・サリナと呼ばれる緑藻の影響だ
ここで採れた塩の7割以上が西アフリカ、特にコートジボワールに輸出される
日中の暑さの中、塩の運搬、乾燥、取引が行われる
湖の深さはわずか3メートルしかな。はボートに乗り、長い棒で湖の底を押しながら目標の場所に向かう
採るべき場所を見つけたらボートを固定し、シャベルを使ってそこに塩が十分あるか確認する。そして何本かの棒を立て、その周りに塩を集めるという
男女を問わず多くの人が塩の山の間を動き回る
この湖の周りで働いている人はおよそ1000人(男性600人、女性400人)で、毎年2万4000トンの塩を採っている

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