(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は7月1日、決勝トーナメント1回戦全8試合のうち残る2試合が行われ、アルゼンチンがスイス、ベルギーが米国をそれぞれ制した。これで準々決勝に進出する8強が出そろった。
ベルギーと米国の対戦は、両GKの好守もあり0-0のスコアレスのまま延長戦にもつれ込んだ。
均衡が破れたのは延長前半3分。ベルギーのMFデブルイネがペナルティーエリアでボールを受けるとディフェンダーをかわし、ゴール左隅にシュートを決める。同15分にはFWルカクがゴールし、ベルギーが2点のリードを奪った。
米国は延長後半2分にMFグリーンが1点を返したものの追いつけず、ベルギーが2-1で勝ち進んだ。
アルゼンチンは立ち上がりからスイスの固い守りを崩せず、FWメッシらのシュートもスイスのGKベナリオの好守に阻まれるなど苦戦を強いられた。
双方無得点のまま迎えた延長戦の後半13分、メッシのドリブルからのパスをMFディマリアがシュートして決勝ゴールを挙げ、アルゼンチンが1-0で8強入りを果たした。
メッシは試合終了後の記者会見で「なかなか点が取れず、ひとつミスすれば敗けるという状況だったので終盤は緊張した。PK戦は避けたかった」と振り返った。
米国、ベルギーに敗北