ウルグアイがイタリア破る スアレスにかみつき疑惑

ウルグアイのスアレスにかみつき疑惑

2014.06.25 Wed posted at 10:53 JST

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は24日、第13日の1次リーグD組最終戦でウルグアイがイタリアを1―0で破り、決勝トーナメント進出を果たした。イタリアは2大会連続で1次リーグ敗退となった。

試合は前半0―0のまま折り返し、後半にウルグアイが1点を決めた。その直前、同国のFWスアレスがイタリアのDFキエリーニともつれあって転倒。テレビ映像ではスアレスがこの時、キエリーニの肩に顔をうずめたように見えた。立ち上がったキエリーニはシャツを引いて肩を見せ、スアレスにかみつかれたとアピールしたものの、審判はファウルを取らなかった。

スアレスは「衝突しただけ」と主張するが、かみつきが事実なら最大で24試合または2年間の出場停止処分を受ける可能性がある。国際サッカー連盟(FIFA)の報道担当者はこの件について「試合の公式記録を待ち、必要な情報をすべて集めて判断する」と述べた。

イタリアのキエリーニはかまれたと審判にアピール

スアレスは過去にも2度、英プレミアリーグなどの試合で相手チームの選手にかみついて出場停止処分を受けたことがある。今大会では直前のひざの手術から奇跡的な回復をみせ、イングランド戦で2得点を挙げていた。

敗れたイタリアのプランデッリ監督は試合終了後、辞任を表明した。

D組ではこの日、コスタリカ対イングランドの試合も行われ、0―0の引き分けに終わった。コスタリカが首位通過、イングランドは最下位での敗退となった。

スアレスにかみつき疑惑

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