(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は第8日の19日、1次リーグC組の日本対ギリシャ戦が行われ、0―0で引き分けた。
同日行われたC組コロンビア対コートジボワール戦はコロンビアが2-1で勝利、D組ウルグアイ対イングランド戦はウルグアイが2-1で勝った。
ギリシャは前半38分、MFカツラニスが退場処分になり10人で戦う苦しい展開になったが、日本の攻撃をしのいだ。日本もGK川島の好セーブなどでギリシャの得点を許さなかった。
コロンビア対コートジボワールは、どちらも得点のないまま前半を終えたが、後半19分にロドリゲスがコーナーキックを頭で決めてコロンビアが先制。同25分にはキンテロがロングシュートを決めて突き放した。コートジボワールは同28分に1点を返したものの、あと一歩及ばなかった。
ウルグアイ対イングランドは、英プレミアリーグのリバプールに所属するウルグアイのスアレスが2点を入れる活躍を見せた。
スアレスは4週間前に左ひざを手術したばかり。コスタリカとの初戦は欠場し、ベンチから敗北を見守るしなかった。
イングランドは後半30分にルーニーがW杯初ゴールを決めて試合の流れを変えるかと思われたが、同39分にスアレスが2点目を入れてウルグアイが勝ち越した。
連敗したイングランドは勝ち点0で、決勝トーナメントに進出するには第3戦のコスタリカ戦で勝利するのが最低条件。進出できるかどうかは他チームの結果にもよる。
ウルグアイは勝ち点3となり、初戦を制したコスタリカとイタリアと勝ち点で肩を並べた。コスタリカ対イタリアは20日にレシフェで行われる。