(CNN) サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)第2日は13日、1次リーグB組で、前回の南アフリカ大会決勝で争ったスペインとオランダが再び対戦し、オランダが前回優勝のスペインを5―1で下し、雪辱を果たした。
スペインはシャビ・アロンソがPKを決めて先制したが、オランダは前半44分、ファンペルシーの見事なダイビングヘッドで同点に追いついた。
オランダは後半8分にロッベンがゴールを決めて勝ち越し。さらに後半19分のデフライのゴールで3-1とリードを広げた。
勢いに乗るオランダは後半27分、ファンペルシーがスペインのGKカシリャスがトラップミスしたボールを奪ってゴールし4点目。さらにその8分後、ロッベンがスペインのDFを振り切り、この日2点目のゴール決め、止めを刺した。
オランダは、4年前の南アフリカ大会決勝で敗れたスペインを下して勢いに乗る一方、スペインは残るチリ、オーストラリアとの2試合で取りこぼしが許されない苦しい状況となった。
1次リーグB組のもう1試合、チリーオーストラリア戦は、チリが3―1でオーストラリアを下した。
チリは前半12分にサンチェスがゴールを決めて先制。そのわずか1分強後に、バルディビアがシュートを決めて2-0とリードを広げた。
オーストラリアも前半35分にケーヒルのヘディングシュートで1点を返したが、追加点を奪えず。一方、チリはロスタイムにボーセジュールが3点目のゴールを決め、3-1でオーストラリアを下した。
また1次リーグA組では、メキシコが1―0でカメルーンを下し、勝ち点3を獲得した。
メキシコは後半16分、相手GKが弾いたこぼれ球をFWペラルタが押し込み、この試合唯一の得点を上げた。この勝利でメキシコはA組でクロアチアを3-1で破ったブラジルに次ぐ2位に付けた。