写真特集:新鮮な水、風味豊かな大麦 タスマニア産ウイスキー

ナント蒸留所のオーナー、キース・バット氏は「5年以内にニューヨークなど、世界中の都市に70店のバーを開くのが目標」と語る

2014.05.10 Sat posted at 09:00 JST

 オーストラリア連邦タスマニアは、新鮮な水、風味豊かな醸造用大麦、高地の泥炭(ピート)、醸造に適した気候など、ウイスキー作りの条件がそろっており、これまで、タスマニアで生産された多くのシングル・モルト・ウイスキーがリキッド・ゴールド賞を獲得してきた

ジェーン・オーフレイム氏は、ホバートにあるオーフレイム蒸留所で、18歳の時からウイスキーのテイスティングを行ってきた
世界最高級シングル・モルト・ウイスキー「オーフレイム」は、ホバートにあるオーフレイム家の自宅ガレージで造られている
ナント蒸留所では、オーストラリア唯一の水力製粉機で大麦を製粉している
ナント蒸留所のテイスティングカウンター
ナント蒸留所のオーナー、キース・バット氏は「5年以内にニューヨークなど、世界中の都市に70店のバーを開くのが目標」と語る
ラーク蒸留所のツアーマネジャー、マーク・ニコルソン氏によると、上質のウイスキーを造る秘訣は、機械を動かしているコンピュータではなく、人間の味覚にあるという
「Lark Distillers Selection」ブランドのウイスキーに使用される油を豊富に含んだ大型の大麦は、ウイスキーに香ばしさと香りを与える。同ウイスキーは2009年にオーストラリアのベスト・シングル・モルト・ウイスキーに選ばれた
サリヴァンズ・コーヴ蒸留所の主任ディスティラーのパトリック・マグワイア氏は、「品質の維持こそが適切な態度。成長しても巨大な蒸留所になることはない」と語る
ベルグローブ蒸留所は、大麦の代わりにライ麦を使用しているタスマニアで唯一のウイスキー蒸留所だ
オーストラリア最大のウイスキー蒸留所、ヘリヤーズ・ロード蒸留所のマスター・ディスティラー兼所長のマーク・リトラー氏は「我々は今、ワクワクしている」と語る
タスマン国立公園のはずれで小規模な蒸留所を営むウイリアム・マクヘンリー氏は品質にこだわる。「武器」は、マウントアーサーから湧き出る新鮮な湧き水だ
ウイリアム・マクヘンリー・アンド・サンズ蒸留所。「スピリッツを冷やすための純粋な水を求めてここに来た。非常に小規模な経営なので、望みを高く持つ必要がある」(ウイリアム・マクヘンリー氏)

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