サムスン、新型スマホ「Galaxy S5」を発表

Galaxy S5=サムスン電子提供

2014.02.25 Tue posted at 19:43 JST

バルセロナ(CNNMoney) 韓国のサムスン電子は24日、バルセロナで開催されている携帯通信機器の見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で、新型スマートフォン「Galaxy(ギャラクシー)S5」を発表した。発売は4月に予定されている。

画面のサイズは5.1インチと、現行モデルの「Galaxy S4」に比べて2%増。CPUはより高性能な2.5GHzのクアッドコアプロセッサーを採用し、バッテリー容量も8%増えた。

カメラの画素数は16メガピクセルと、4Sの13メガピクセルから大幅に向上。超高解像度の動画の録画も可能だ。

一方でS4に比べ、本体の重さや厚さ、大きさがわずかに増している。

Galaxyは米グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」搭載の端末の中でトップの売り上げを誇る。しかし昨年、ニューヨークでのイベントで華々しく発表されたS4には期待外れとの声が上がり売り上げも苦戦した。今回は過度の期待を避けようとする配慮からか、見本市での記者会見で発表された。

Gear 2=サムスン電子提供

同社のモバイル部門を率いるJK・シン氏は会見で、「S5では顧客が望む機能を提供するという基本に立ち返った」と述べた。

新たに加わった機能としては、ホームボタンの指紋認証センサーがある。本体のロック解除だけでなく、イーベイやペイパルでの電子決済にも使えるのが特徴だ。

本体の背面には、指を置くだけで心拍数を測定するセンサーを搭載。同時期に発表したスマートウォッチ(腕時計型端末)「Gear(ギア)2」と連動させることができる。

バッテリーの残量が少なくなった時には画面をモノクロ表示に切り替え、不要な機能を停止して消費電力を抑える。直射日光の下では画面の明るさだけでなく、コントラストや彩度を自動調整する。また、これまで一部モデルに限られていた防水、防じん機能も標準仕様となった。

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