イタリア沖で1100人救助、サハラ以南出身の難民か

イタリア沖で移民船の沈没や遭難が相次いでいる

2014.02.07 Fri posted at 14:52 JST

(CNN) イタリア海軍は7日までに、同国近海の地中海でアフリカからの移民とみられる人々を乗せたボートを発見し、1100人以上を救助したと発表した。

警察のヘリコプターが定員を明らかに上回る人々を乗せた複数のボートを確認。海軍の艦艇4隻が現場に向かい、救助に当たったという。

救助された人々はサハラ砂漠以南の出身とみられ、難民認定を希望している。約50人の子どもも乗船していた。

移民を乗せた艦艇はシチリア島のアウグスタ港に向かっており、7日中には到着の予定だ。

地中海ではアフリカ諸国から欧州を目指す移民を乗せた船の遭難が相次いでいる。イタリア海軍は1月初めにも同国最南端のランペドゥーサ島沖で、沈没する恐れのある船から233人を救助していた。

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