ジャスティン・ビーバーのサル、ドイツの動物園に 引き取り手続きせず

アイドル歌手ジャスティン・ビーバーさんのペットだったオマキザル

2013.06.28 Fri posted at 12:30 JST

(CNN) 10代のアイドル歌手ジャスティン・ビーバーさんのペットだったオマキザルがドイツの税関に押収され、同国の動物園で飼育されることになった。

オスのオマキザル「マリー」は生後半年ほどで、体重は1.3キロ足らず。ビーバーさんが3月にツアーでドイツを訪れた際に持ち込もうとしたが、事前に検疫などの手続きを済ませていなかったことから押収され、ミュンヘンの施設で保護されていた。

ビーバーさんは5月7日までに定められた手続きを済ませればマリーを取り戻すことが可能だったが、手続きは行われなかったという。

このためマリーはドイツ政府の所有物となり、国内で唯一オマキザルの親子がいるハノーバー近郊の動物園に移された。

マリーは保護施設にいる間も動物園に来てからも、ビーバーさんが与えたと思われる縫いぐるみを離さなかったという

動物園にはマリーの名を取って「マリブ」と名付けられた島のあるサル舎が新設され、26日にまずマリーが入居。続いて新しい仲間となるメス3匹、オス3匹と段階的に対面させる予定だという。

マリーは保護施設にいる間も動物園に来てからも、ビーバーさんが与えたと思われる縫いぐるみを離さなかったという。

動物園の広報は、ビーバーさんの事務所に連絡しても返事はなかったと話す。それでも「マリーはとても頭が良く、ちょうどいい年頃なので」、すぐに新しい生活になじむだろうと予想している。

J・ビーバーのペット、オマキザル

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