豪首相、党首選敗北で交代へ 新党首にラッド氏

2013.06.26 Wed posted at 19:43 JST

(CNN) オーストラリア与党の労働党は26日、党首選を実施し、ギラード首相に代わってラッド前首相を党首に選出した。ラッド氏は総督の任命を受けて首相に就任する見通しだ。

ラッド氏は得票数57対45でギラード首相を破った。

労働党は9月に総選挙を控え、支持率低下の目立つギラード首相の下では勝利がおぼつかないとの危機感を募らせていた。有権者に人気のあるラッド氏を党首に推す動きが強まったが、同氏は当初、党首選出馬に消極的な姿勢を示していた。

ギラード首相は今週、「国家と党のために問題を解決すべきだ」として自ら党首選の実施を決め、「党首選で勝った者が党首となり、負けた者は政界から退くべきだ」と言明していた。ラッド氏も直前になって出馬を表明した。

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