iOS7に新機能、アップル製品狙った盗難に対抗

新OSには盗難抑止の機能を採用する

2013.06.12 Wed posted at 12:44 JST

(CNN) 米アップルは12日までに、同社の開発者向けイベント「世界開発者会議(WWDC)」の基調講演の中で、今秋公開予定の同社の携帯端末向け新OS(基本ソフト「iOS7」に、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などのアップル製品を狙った盗難「アップルピッキング」に対抗するための新機能を追加したことを明らかにした。

この新技術は「アクティベーション・ロック」と呼ばれ、「Apple ID」やパスワードを入力しないと「iPhoneを探す」機能を無効化したり、データを消去したりすることができない。また、遠隔からデータを消去した後、端末を再起動する際にもIDやパスワードを入力する必要があるという。

アップルのクレイグ・フェデリギ上級副社長は新機能について「盗難の抑止に大変に有効だと考えている」と胸を張った。

モバイル端末の人気が高まるにつれ、端末の盗難事件も増えており、ニューヨークではモバイル端末の盗難事件を専門に扱う特別警察部隊が設置された。

アップル、iOS7に盗難防止機能を導入

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